カットとは?婚約指輪におすすめのカッティングとは何か?
ダイヤモンドの「カット」が品質を決める重要な要素であることについてまとめました。また、婚約指輪で人気のカッティングを紹介します。
カットって何?
「カット」とはダイヤモンドの切り出し・研磨の品質のこと
カットとはダイヤモンドを切り出し研磨した際の品質のことです。カット前のダイヤモンドはやや透明な石といった見た目ですが、それを職人がきれいに切り出して研磨することで、美しい輝きを放つ宝石になります。
カットは品質を決める大事な要素
ダイヤモンドの評価基準4Cのうち、ダイヤモンドの品質を大きく左右するのが「カット」です。大きさや透明度、色合いといった他の要素は、ダイヤモンドの原石がもつ本来の素質。
一方、カットは職人がダイヤモンドをカッティングし磨き上げることで品質が決まります。光をきれいに反射するか、表面の研磨状態が良好か、きれいな対称になっているかなど、カットの仕方が、ダイヤモンドの美しさに大きな影響を与えるのです。
カット品質を決める3つの要素
カットの品質は「プロポーション」「ポリッシュ」「シンメトリー」の3つの要素で評価されます。プロポーションは削りだした形が評価に値するかを表しており、ポリッシュは研磨がきれいか、シンメトリーは対称になっているかを表しています。
プロポーション | 光をきれいに反射する形か |
---|---|
ポリッシュ | 表面の研磨状態は良好か |
シンメトリー | きれいな対称になっているか |
この3つの要素を5段階で評価します。
カットの基本的な5段階評価
- Excellent(エクセレント)
- Very good(ベリーグッド)
- Good(グッド)
- Fair(フェア)
- Poor(プア)
一番品質が高いのがエクセレント。3要素の全てを5段階で評価したとき、全てエクセレントのものを「トリプルエクセレント」と呼びます。
ダイヤモンドの石本来の素質も大事ですが、輝きを左右するカットも大事。選ぶときはカットのグレードも確認してみてくださいね。
婚約指輪で人気のカットは?
婚約指輪で人気のカットは「ラウンドブリリアントカット」です。1919年に数学者のマーセル・トルコウスキーが発明したカット法。光の入り方を計算しつくしたラウンドブリリアンカットは発明されてから、100年以上たった今でもこれ以上のカットはないと言われているほどです。58面体にカットされたダイヤモンド内部で光が反射し、強い輝きを放ちます。
ラウンドブリリアントカットは切り出されたダイヤモンドを上部や下部からみたときに、丸いかたちをしています。本来は丸くないダイヤモンドでキレイな円を作るには、職人の正確無比なカット技術が欠かせません。美しさのなかに強い輝きをもつダイヤモンドが欲しいなら、ラウンドブリリアントカットを選びましょう。
ブリリアントカットで人気の婚約指輪を紹介
銀座ダイヤモンドシライシ
引用元:銀座ダイヤモンドシライシ公式サイト
http://www.diamond-shiraishi.jp/engagering/opera.html
銀座ダイヤモンドシライシのOpera(オペラ)
舞台の幕開けをイメージして作られた婚約指輪のオペラ。ラウンドブリリアントカット、洋ナシ型のペアシェイプ、猫の瞳のようなマーキースカットと3種類にカッティングされたメレダイヤをふんだんに使ったリングです。アームは舞台のカーテンが連なったようなデザイン。これから幕開けを迎える二人にピッタリの婚約指輪といえるでしょう。
ブリリアンス+
引用元:ブリリアンス+公式サイト
http://www.brilliance.co.jp/ordermade/ring.php?eid=1424
BRILLIANCE+のPT900 ソリティアリング for 0.3ct
ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドを立て爪で留めた正統派デザインのリング。丸みを帯びたアームと高さを抑えたセッティングが、清楚で控えめな女性らしさを引き立ててくれますよ。